先行馬を中心に
秋華賞が行われる京都競馬場の芝2,000メートル(内回り)は、コーナーを4つ回り、特に最終コーナーは急カーブで、差し・追い込み馬は外を回らされることが多い。
また、各コーナーではペースが緩むため、逃げ・先行馬が楽に走れるコース形態である。
よって、秋華賞でも、先行できる馬を中心に予想を組み立てたい。
過去にはハイペースのために追い込み馬が突っ込むシーンもみられた。
1999年のブゼンキャンドルやクロックワークは典型的な例である。
このときは、逃げたエイシンルーデンスがハイペースを作り出し、通常の秋華賞が1400メートルまでに4回12秒台のラップを刻むのに対し、このレースでは2回しかなく、両馬の追い込みが可能になった。
逆の例としては、2007年の3番人気ベッラレイアが挙げられる。
このレースは例年の同レースとほぼ同じ流れだったが、ラップがやや遅く、レースタイムも1分59秒1と過去10年で2番目に遅かった。
ベッラレイアは、道中16-16-17-17とほぼ最後方の順位で周り、同馬のスタイルである直線での追い込みにかけたが、32.9秒の上がりを繰り出すも届かず4着に終わっている。
また、このときの1番人気だったウォッカも、15-15-12-12と後方の位置取りから、3ハロン33.2秒の脚で追い上げたが、3着に終わっている。
上記のように、秋華賞は極端なハイペース以外は先行馬有利なレースである。
過去のレースを検証し、先行する力があり、速い上がりにも対応できる馬を中心に考えたい。