1・2番人気の馬が強い
秋華賞は、1・2番人気が強いという特徴をもつ。
過去10年で、1番人気が3勝、2番人気が6勝で、全体の9割を占めている。
なぜか、1番人気より2番人気のほうが圧倒的に勝ち星が多い不思議なレースだ。
残りの1勝は2008年のブラックエンブレムが上げたものだが、同馬は11番人気という低評価だった。
この年は1番人気のトールポピーが10着、2番人気のレジネッタが8着と例年と違い惨敗だった。
トールポピーはオークス馬だったが、このレース後、二桁着順ばかりの戦績を残すことになり、極度のスランプに陥っている。
レジネッタは、その後GIIIを1着1回3着1回しているが、桜花賞馬としては不振をかこった成績といわざるを得ない。
その後の同世代の活躍もあまりないことから、ウォッカ・ダイワスカーレットとブエナビスタの世代にはさまれた、弱い世代だったということか。
いずれにしても、例外扱いとすべきレースだった。
それでは、それ以外の馬券に絡まなかった1番人気馬は、どういったタイプだたろうか。
該当するのは2頭。
2004年のダンスインザムードと2006年アドマイヤキッスがそれだが、どちらも4着には来ており、大負けしたわけではない。
やはり、軸としては信頼できる。
ダンスインザムードの敗因は、太め残りだろう。
同レースの場体重は474キロで、466キロに絞った次走の天皇賞は13番人気ながら2着している。
オークスも478キロで4着に負けているので、まず間違いない。
馬を大事に使うゆえか、藤澤厩舎の馬体重増は気をつけたいいい例だ。
アドマイヤキッスは、春のGIは未勝利だった。
桜花賞を1番人気で2着、オークスも1番人気で4着と、いわゆる人気先行の馬だったといえるだろう。